- 2008年8月 7日 18:16
- Movie
以前から観たいなぁ、と思いつつなんとなく観てなかったんだが、やっとこさ観た。
この映画は、ペン/フォークナー賞受賞のベストセラー小説「Snow Falling on Cedars」(邦題はひどいことに「殺人容疑」)が原作である。
話は筋としては、殺人容疑で逮捕された日系アメリカ人のカズオ・ミヤモトについての法廷サスペンスと、その妻ハツエ・ミヤモト(ちなみに工藤夕貴が演じている)の若い頃のラブストーリーがメインなのだが、それに日系移民に対する人種差別であったり、第2次世界大戦などが挟み込まれてくる。構成としてはかなり複雑である。
この複雑な構成をスコット・ヒックス監督(脚本も手がけている)がうまく料理して、非常に詩的な映画になっている。その分ちょっと話の筋が追いにくくなっているのはやむを得ないところか。
また、題名にもある杉林に降る雪の描写を始めとして、映像も非常に美しい。特にハツエの若い頃(鈴木杏が演じている)の恋愛シーンは印象深い。
というわけで、なんとも批評を書くのが難しい映画なのだが、とにかく、いい映画だと思う。
| ヒマラヤ杉に降る雪 | |
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法廷劇というよりは社会劇
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