- 2008年6月 8日 08:02
- 2008
Rauru Blogのバナナの危機という記事がおもしろかった。バナナって種がないから挿し木でしか増えないんだ、知らなかった。
挿し木でしか増えないということは、要するに単為生殖と一緒だから基本的にはすべてのバナナは同じゲノム(ゲノム=DNAの総体ぐらいに考えてください)ということ。つまり、あるバナナに対して有害な菌なりウイルスが発生すると全部のバナナがやられてしまうことになりかねない、というわけだ。
(種ができる場合には異なる個体間のゲノムがまじりあうので多様性が生まれる)
で、実際にバナナは1950年にとある病気で絶滅しかけているのだそうだ。その時はその病気に抵抗性のあるバナナ株が見つかって絶滅はまのがれたと。で、今回また真菌の病原菌が発生してすでにバナナは絶滅の危機に瀕しているらしい。
その真菌は土壌に住む菌とのことで、旅行者の足に着いた土で広がりまくっているらしい。そりゃこれだけ飛行機でみんな動き回ればたやすく菌がばらまかれることは想像できる。
残された手は遺伝子操作しかないそうだ。もっとも種ができないので、遺伝子操作されたバナナが勝手に増殖範囲を広げることは不可能なので言ってみれば遺伝子操作しやすい生物でもある。
しかし、バナナ美味しいからなんとか生き延びるか、いい株が見つかるといいな。
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